作成日 2021年4月4日

 

(N1) 一台のカメラを使用して、数メートルの距離にいる、一人に配信する。 どんなカメラでもOK

 

(N2) 一台のカメラを使用して、数百メートルの距離にいる、一人に配信する。 どんなカメラでもOK

 

カメラの信号はHD-SDI と HDMIが最も知られています。 ipカメラ(Webカメラ)はipネットワークに接続して使用します。

 

(C1) HD-SDIの場合100㍍程度、(C2) HDMIは10㍍程度、(C3) ipの場合も基本は100㍍

 

以後、(Xn)の表記で

 

(N1)の場合(C2)で目的は達成される。同時に(C2)(C3)でもOK

 

(N2)の場合は事情が異なっている、つまり距離の制約を受ける事になる。しかし、どのカメラでも対応は可能。

 

距離を延長するだけで良い。

(C1)のHD-SDIの距離制限を超えて配信すためには、HD-SDI信号を光に変換変換し、受信先でHD-SDIに戻す。

 

(C2)のHDMIの距離制限を超えて配信すためには、HDMI信号を光に変換変換し、受信先でHDMIに戻す。

 

(C3)のipの距離制限を超えて配信すためには、ネットワークスイッチ経由して距離自由に延長できる、つまりインターネットだ。

 

さて、条件をさらに広げて異なる場所の異なる人に何人、何十人、何百人、何千人、何万人の場合はどうだろう。

説明は近々に。

 

作成日 2021年4月4日 PM9:30

異なる場所の異なる人となると、HD-SDIもHDMIも現実的ではなくなります。 殆ど不可能です。

1つの建屋内であれば、TV共聴の仕組みで配信は可能です。

しかし、広域ではip一択となります。

 

ここで(C3)の選択が一番簡単ですが、(C1)(C2)の選択にも大きなメリットが存在します。

 

カメラの映像が一つだけなら、(C3)で問題ありませんが、数台のカメラを切り替えて配信するには(C1)(C2)が必要になります。

(C1)(C2)の映像はビデオスイッチャを経由し、エンコーダーを使用してip化します。

 

(C3)でもスイッチングは可能ですが、工夫ノウハウが必要です。

 

ipカメラ、エンコーダーで配信できる人数は最大でも数名程度です。

何十人、何百人、何千人、何万人に配信する仕組みを理解する必要があります。