プロジェクトマネジメント

一つの物件を完工させるには、工事業者、ネットワークSIer、ソリューションSIerがコミュニケーションする必要があります。本来分業性で、だれかがマネジメントする必要があるわけですが、ほとんどの物件でこのマネジメントが存在していません。これはIPカメラソリューション構築に限った体制です。

 

もちろん、小規模物件でこの体制をつくろうとすると、それ相応のコストがかかるため現実的ではありませんが、大規模物件くらい、この体制をつくることを義務化すべきであると感じています。
この体制をつくらずに大規模物件を構築する方法は、ブロック毎に小規模システムを構築し、システム単位のボリュームを最小化することです。ただ、これは大規模用ソリューションではなく、管理側負担や利便性を悪くすることに繋がります。

弊社が扱っているOmnicastやSecurityCenterは大規模システムにも対応できるVMSですが、最近製品の紹介をするより、まず現在の国産IPカメラソリューションを説明することが、顧客に弊社製品群を理解していただける近道であると考えています。
IPは「オープン」なプラットフォームですが、この業界の風潮は「クローズド」。不思議な業界です。