遠隔コミュニケーション

私は隔週で大阪と東京を行ったり来たり…という生活を送っています。
これは東京に営業がいないということが大きな理由ですが、「東京に営業がいたら行かなくなるのか?」と言われるとそういうこともできません。

こういう生活をしていてよくあるシチュエーションは、東京にいるときは大阪の顧客と、大阪にいるときは東京の顧客とのコミュニケーションです。そこで顧客のTV会議システムを利用することが増えたのですが、いつも感じることは『遅延』です。映像も音声も遅延するのでいつも行なうことは、TV会議システムで遠隔の映像を見ながら電話するという、「TV会議システムの意味ってなんだろう…」とジレンマに駆られる方式です。映像の解像度も良くないので、ディスプレイでPowerPointを見せられてもよく見えない…。なので、「ファイルをメールしてくれ!」となります。なおいっそう「TV会議システムの意味って…」。

こんなことなら、PTZネットワークカメラの映像だけを配信して、コミュニケーションは電話で行なった方が効率的だと感じています。OmnicastやSecurityCenterは遅延が少ないので、映像を見ている分にはストレスなしです。でも、こんなことを言ったら、「多人数で音声コミュニケーションが取れないだろう!」と言われそうですが、実際話す場合は、そのシチュエーション毎に一対一のことが多いですし、イラつくより効率的なんじゃないかなぁと思う次第です。