機器にとって熱はなるべく避けなければならない障壁です。
実際、温度を機器のために調節しているサーバルームと、事務所のような人の出入りがあり、
場合によって夜間は冷暖房が停止する場所とでは、不具合の出方が変わります。


サーバルームは常時20度程度、高くても30度にはなりません。
事務所は昼間は30度をきりますが夜間の無人環境では、状況によっては35度をはるかに超えます。
周囲温度が高いと、機器の内部から発生する熱が逃げ場を失い、機器にダメージを与えます。
もちろん最近のハードウェアはいろいろな意味で高温の耐性が上がってきています。それでも高温は
やはり確実に機器の寿命をを縮めます。
突然のフリーズや点検で電源を落としたあと、通電しても起動しない。
こういったトラブルはダメージの蓄積により派生するので、いくら雨後一縷からといっても温度管理は
きちんとしたいものです。

確かに40度以上の周囲温度でも結構平気で動作しますが。